塩竈市は人口およそ5万人で太平洋に面した港町です。
街の皆様に塩竈市の素晴らしさを紹介して頂きました。
まず一人目の案内人の高橋はる子さんに 「笹かまぼこ」を紹介して頂きました。
塩竈市はかまぼこ屋さんが20社以上軒を連ねる、魚肉練り製品産地として全国的に有名です。
水産加工業の武田武士さんにかまぼこ製造工場を案内してもらいました。
工場見学をした後、松島湾に浮かぶ浦戸諸島のひとつ、「野々島」に移動しました。
野々島では津波によって島全体の8割を超える家屋が全半壊しました。70人ほどの島民は全員無事だったそうですが、その中の3分の1の方々が今も高台に建てられた仮設住宅での生活をされているそうです。
「野々島」の案内人の鈴木友子さん、鈴木はつみさんに紹介して頂いたのが「ベンチ」です。
お話を伺ってみると野々島には17台もの手作りベンチがあるそうですが、そのベンチは仙台で建築関係の仕事を営む三品茂子さんが島に流れ着いた流木を使ってなにかできないかと考え、島の皆さんと力を合わせて作られたそうです。
現在、そのベンチは島民皆さんの憩いの場として活用されております。
最後の案内人にお会いするために1200年以上の歴史を持つ、塩竈神社に移動しました。
塩竈神社の初詣参拝客数はなんと東北1位を誇っています。
そこでお会いした赤間桃正さんにふるさと民謡「塩竈甚句」を紹介して頂きました。
塩竈甚句は江戸時代から宴会や祝いの席で唄われてきた民謡で、その明るい歌声と踊りは毎年行われる夏祭りで披露され盛り上がりに欠かせないそうです。
赤間さんがリーダーを務める塩竈甚句保存会の皆さんに披露して頂きました。
旅の締めくくりに皆さんをものまねショーにご招待し、ショー終演後は時間の許す限り、皆さんとコミュニケーションを取ることができました。
塩竈市の素晴らしさを紹介して下さった皆様、暖かく出迎えて下さった皆様、本当にありがとうございました。